Poserでストランドベースのダイナミックヘアーを使おうとすると、なかなか髪型のセッティングが難しく、イライラします。
Poserのヘアールームで微妙に曲げるだの引っ張るだのしていては、なかなか思った髪型になりません。
ポリゴンでモデリングするようにパパッとできれば、ガイドヘアー1本ずつ手でセッティングしたほうが、よっぽど早いのではないかと思うことが多々あります。
Poserのヘアールームで微妙に曲げるだの引っ張るだのしていては、なかなか思った髪型になりません。
ポリゴンでモデリングするようにパパッとできれば、ガイドヘアー1本ずつ手でセッティングしたほうが、よっぽど早いのではないかと思うことが多々あります。
どうにかならないかなぁ と、考えているうちに、ダイナミックヘアーの構造が気になったので、とりあえず、Metasequoiaで小さなポリゴンを作って、調べてみることにしました。
本当に単純。四角ポリゴン1個だけです。
これをobj形式で保存します。もう少し気の利いた名前にすればよかったのですが、"小四角形.obj" という名前のファイルに保存しました。
本当に単純。四角ポリゴン1個だけです。
これをobj形式で保存します。もう少し気の利いた名前にすればよかったのですが、"小四角形.obj" という名前のファイルに保存しました。
obj形式はテキストデータなので、テキストエディタで開くだけで、簡単に中身をのぞけます。
(ちなみに、objフォーマットの中身については、検索するとたくさん出てきます。例えば、Googleで検索するならこんな感じ http://www.google.co.jp/search?q=3D+obj形式+フォーマット )
obj形式の単純な四角ポリゴン一個だけだとこんな感じです。
(ちなみに、objフォーマットの中身については、検索するとたくさん出てきます。例えば、Googleで検索するならこんな感じ http://www.google.co.jp/search?q=3D+obj形式+フォーマット )
obj形式の単純な四角ポリゴン一個だけだとこんな感じです。
# Created by Metasequoia
mtllib 小四角形.mtl
v -0.010000 0.010000 -0.010000
v 0.010000 0.010000 -0.010000
v -0.010000 0.010000 0.010000
v 0.010000 0.010000 0.010000
# 4 vertices
vt 0.00000 0.00000
vt 1.00000 0.00000
vt 1.00000 1.00000
vt 0.00000 1.00000
# 4 texture vertices
vn 0.00000 1.00000 0.00000
# 1 normal vertices
g obj1
usemtl mat1
f 3/4/1 4/3/1 2/2/1 1/1/1
# 1 elements
これをPoserに読み込ませます。
ポツーンっと小さく見えるのが読み込んだポリゴンです |
ヘアグループの設定をして、
「ガイドヘアー」ボタンをクリックすると、
四隅に毛が生えました。
状態の表示オプションをONにするとこんな感じです。
これをライブラリに hairtest という名前で登録します。
すると、ライブラリ内に hairtest.hr2 という名前のファイルができます。
これもテキストファイルなので、エディタで開いてみます。
"{" ではじまって、まずは、バージョンの記述
version
{
number 10
}
次に、プロポーションの略でしょうか、propというセクションの中には、obj形式のポリゴンの記述がそのまま使われています。ただ、法線ベクトルの情報がなくなっていますね。
prop 小四角形
{
geomCustom
{
numbVerts 4
numbTVerts 4
numbTSets 4
numbElems 1
numbSets 4
v -0.010000 0.010000 -0.010000
v 0.010000 0.010000 -0.010000
v -0.010000 0.010000 0.010000
v 0.010000 0.010000 0.010000
vt 0.000000 0.000000
vt 1.000000 0.000000
vt 1.000000 1.000000
vt 0.000000 1.000000
usemtl mat1
s 0
g obj1 小四角形_Hair_1
f 3/4 4/3 2/2 1/1
}
}
obj1 と、小四角形_Hair_1がグループになっています。
続けて髪の形状と思われるhairPropというセクションの中、こちらもobj形式で記述されています。
hairProp 小四角形_Hair_1
{
geomCustom
{
numbVerts 80
numbTVerts 80
numbTSets 80
numbElems 4
numbSets 80
v -0.010000 0.010000 -0.010000
v -0.010000 0.012000 -0.010000
v -0.010000 0.013998 -0.010079
v -0.010000 0.015992 -0.010245
v -0.010000 0.017974 -0.010507
v -0.010000 0.019940 -0.010876
v -0.010000 0.021880 -0.011361
v -0.010000 0.023784 -0.011973
v -0.010000 0.025639 -0.012722
v -0.010000 0.027428 -0.013616
v -0.010000 0.029132 -0.014662
・
・
・
中略
・
・
・
vt 0.000000 0.526316
vt 0.000000 0.578947
vt 0.000000 0.631579
vt 0.000000 0.684211
vt 0.000000 0.736842
vt 0.000000 0.789474
vt 0.000000 0.842105
vt 0.000000 0.894737
vt 0.000000 0.947368
vt 0.000000 1.000000
usemtl Hair
s 0
g Hair
l 1/1 2/2 3/3 4/4 5/5 6/6 7/7 8/8 9/9 10/10 11/11 12/12 13/13 14/14 15/15 16/16 17/17 18/18 19/19 20/20
l 21/21 22/22 23/23 24/24 25/25 26/26 27/27 28/28 29/29 30/30 31/31 32/32 33/33 34/34 35/35 36/36 37/37 38/38 39/39 40/40
l 41/41 42/42 43/43 44/44 45/45 46/46 47/47 48/48 49/49 50/50 51/51 52/52 53/53 54/54 55/55 56/56 57/57 58/58 59/59 60/60
l 61/61 62/62 63/63 64/64 65/65 66/66 67/67 68/68 69/69 70/70 71/71 72/72 73/73 74/74 75/75 76/76 77/77 78/78 79/79 80/80
}
}
つまり、ここの情報を一旦別ファイルにobj形式として書き出して、Metasequoiaなんかで編集したのち、書き戻せばいいってことなのかな。
なんとなく、やったらできそうな気がしてきましたね。
なんとなく、やったらできそうな気がしてきましたね。
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