筋肉モリモリなモデルが作れるとなると、RPGとかファンタジーに出てくる勇者を作ってみたくなりました。
とはいえ、そんなにファンタジーに詳しいわけでもないのですが、なんとなくいいなぁと思って買い集めていた画集の中で、特に好きなFrank Frazettaの雰囲気が出せたらいいかもなぁ……と。
Frank Frazettaといえば、コナンとかターザンの挿絵なんかが有名ですが、日本で特に有名なのはのはDeath Dealerでしょうか。
Googleで画像検索すると、日本人にはお馴染み黒王号に乗ったラオウが、兜までそのまんまで御座しまする。
そんな、原哲夫先生をも虜にしたFrank Frazettaの世界観。「やっぱ筋肉モリモリったら、これだろ」ってなっちゃうんですよね。
画集に載ってるものだけでなく、何か参考にならないかなと思い、「Frank Frazetta」で画像検索するだけで出るわ出るわ(笑)
筋肉モリモリのオッサンとムッチムチの美女。うむぅ……しかし、この迫力はすごいな(^_^;
これだけざっと眺めてみて、Frank Frazetta風ってなんだろうともう一度考えてみました。
第一はやっぱり、筋肉モリモリ。これに尽きるでしょう。あと美女ですね。
それから、だいたい天気が悪くて、足元は岩か砂というイメージです。
岩場とかで、なんか追い詰められた感じが出ればそれっぽい気がします。
まぁ、とりあえずそんな感じの勝手な思い込みで作ってみます。
レンダリング前はこんな感じ。
今回は3人配置してみました。男1人、女2人。ちょっとFrank Frazetta的なイメージでは男女の比率が良くない気がします。でも、むさいオッサン2人はキツイので、女性の一人を筋肉モリモリにして中性的な感じにします。
岩場で、なんか追い詰められた雰囲気を出そうと努力してみます。
ファンタジーの世界をよく知らないので、勇者が怪しい光を放つ聖剣を空に向かって振りかざしているところを入れて、無理矢理ファンタジーっぽさを出してみます。
焦点距離14mmの広角で2mぐらいまで寄っているので、かなりデフォルメされた感じになっています。
普段なら、素直に35mmか、場合によっては60mmぐらいのちょっと望遠気味にしていますが、今回は空と岩と山々と、全部入れて且つ寄って迫力を出したかったので、思い切って広角にしてみました。
作り物は、横から見るとこんな感じ。
そう、実は浮いているんです。(笑)
今回は、風景の山々もBlenderのLandscapeを使ってみました。
透視投影で見るとこんな感じ。
真ん中に小さく人型が並んでいるのがわかるでしょうか。
大きさの比較のために、平行投影で見るとこんな感じになります。
特に今回は広角で撮っているので、結構広い範囲に山を配置することになりました。
まぁ、どんなに広くなってもLandscapeで発生させた地形を並べるだけなんですけどね(^_^;
例によってヌードが入っているので、レンダリング結果はPixivにR-18指定で挙げておりますが、こちらには、ギリギリセーフな部分だけ掲載させていただきます。
Pixivのこの作品へのリンクはこちら。
また、今回の製作にあたり、石の作り方や、剣の周りの緑のモヤモヤの作り方など、いろいろ調べましたので、自分用の備忘録も兼ねてこのブログで紹介していこうと思います。
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