今回は、髪の毛をPoser用語でいうストランドタイプにしてみました。
Blenderの世界ではパーティクル・ヘアーというようですが、ともかく、一本一本レンダリングしていくタイプの髪の毛です。
Blenderだと、Poserのヘアールームよりも髪の毛の流れを細かくダイレクトに編集できます。
また、Poserのヘアールームのように、くしでとかすイメージで髪の毛の流れを作ることも可能です。ただ、これではなかなか思ったように流れが作れなかったので、結局、親になる毛を一本ずつ植えて、そのたびに一本ずつ形を整えていきました。
髪の毛の流れをを一本ずつ整えていく |
子を設定して髪の毛を増やした状態 |
透過と反射の両方を設定しました |
ただ、金髪の透ける感じとライトに照らされた箇所の艶感の両方を出したかったので、透過と反射の両方を設定してミックスしました。
宝塚のオスカルみたいな艶感ですが、こういうのもアリでしょう。
ただ、マテリアルに透過成分を入れると、一気にノイズが増えてしまいます。このあたりがCyclesの限界なのでしょうか。
もしかするとCyclesというより、レイトレーシングの限界なのかもしれません。
1ピクセルごとに、光の屈折してくる経路をさかのぼって行く方法では、髪の毛のような細かいものを何度も通過して光源までうまくたどり着くことができないのかもしれません。
PoserのレンダーFireFryはそのあたりをどうやって解決しているのでしょうね。ストランドタイプの髪の毛に光を透過させても特別ノイズが大きくなるということはなかったように思います。
今回は更に、被写界深度も設定してみました。
カメラのプロパティで指定するのですが、F値を設定してもうまくボケませんでした。F値の代わりにレンズ半径を設定するとちゃんとボケるので、F値に関しては、まだ実装がうまくいっていないのかもしれません。
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