2015年3月22日日曜日

Blenderのスカルプトモードで、女性の全身像を作ってみた。【1】

長々とBlenderのスカルプトモードでモデリングして遊んでいます。

先日、顔のモデリングをしてみて、なんとなくコツっぽいものをつかんだような気がしたので、これは一気に全身だろうと、気合を入れて遊んでみました。

前回同様、やってるうちにそれっぽくなってきた感じで作り込んでいきました。
これって、スカルプトモードならではのような気がします。
まさに、デジタル粘土ですね。いつまでいじってても乾かないし、手垢が混じることもない。
そのうえ、簡単にセーブできて、手も洗わずにパッと終われる。
寝る前に、ちょっといじってみるか、的な感じで、気になったところだけちょっとずつ作っていけるんです。

とはいえ、休日は勢いがノッてくると何時間もペンタブばっかりいじり倒していますが……

先が長いので、完成図を先に紹介します。
実のところ、まだ完成ではないのですが、一旦、ここで区切りをつけようかと思います。
以下、こんなものを作るのに、こんなことをしたんだという記録です。

さて、やっぱり顔から作っていきます。
一応、今回は女性がいいかなと思っていますので、女性っぽいこんな顔。
顔だけでは何かわからないので、円柱を突き刺して首を作ったら、なんとなく顔っぽく見えなくもないですね。
首はブーリアン合成でひっつけてしまいました。

次に、ボディーの外観を作ってみます。
女性の体って、こんな感じですかね。(笑)
これじゃ、どこがどのパーツかわからないですね。ま、肩、胸、腰、このあたりの流れがわかればいいのかなと思って作ったのですが、余計わからないですね。
これでそれっぽい形が作れるなら、スカルプトモードを使わずに、はじめからローポリでモデリングすればいいわけだから、まぁ、こんなもんでいいでしょう。

ブーリアン合成してから、スカルプトモードでざくっと形をとってみました。
とりあえず、こんな感じで先に進みます。

太腿をつくりましょう。
がつっと、円柱をブーリアン合成しました。

これをスカルプトモードでなじませます。
こんな感じかなぁ……

左半身を右にコピーします。
ちょっとセンターが割れすぎに見えるので、急いで修正します。
形状は気になりますが、とりあえず、この程度にしておくのが、先々無難な気がします。

腕は、悩みながらも、ひとまずこのへんに配置してみます。
なんか、違うんだよなーっとおもいつつも、このまま腕を……
うひゃっ、だめだ、こりゃダメだわ!
と、思いつつも、まぁ、先に進んでみるか……
肩と二の腕をなんとなく修正しつつ、とりあえず先のほうへ、
まぁ、いいか(笑)

手を作りましょう。
手ぐらい、腕の先端をモリモリ盛り上げて作ってしまおうと思いましたが、これが意外に面倒で、
手になる箱を追加してやることにしました。

手をなじませて、指を作っていきます。
スカルプトモードの引っ張りツールで引っ張ったら、なんかそれっぽい形ができてきました。

ただ、親指はなんとなく形になったものの、人差し指がっ!

人差し指の復元に時間を食い過ぎるので、素直に円柱のガイドを入れることにしました。
全部の円柱をブーリアン合成します。

ちょっと長すぎるのかなぁ……と思いながらも、とりあえず指っぽい形にしていきます。
とりあえず、こんな感じの左手ができたので、右手にコピーします。
そしたら、膝から上のイメージがだいたいできてきました。

膝から下を作っていきます。
もう、このパターンしかないことがわかりました。それっぽい形を追加して修正する。これが一番手っ取り早いようです。
あまり考えずにひざ下に円柱をくっつけて、ならしていきます。
右脚にコピーすると、なんとなくそれっぽいです。

足首から先も同じ要領で作ります。
こんな感じの箱を作っておいて、ブーリアン合成して、スカルプトモードで修正してから、右側にコピーする。
だいたい全身のイメージが出来上がりました。

全身ができたので、スケールを決めておきましょう。
必要ないっちゃあないんですが、この先、リアルな長さを参考にしたいことがあるかもしれません。
メートル法で、スケールを0.1にするのが私の好みです。

原点位置を、ちょうど足の下に移動させて、頭の先が155cmになるように少し拡大します。
身長が155cmのように思われるかもしれませんが、実は、横から見ると……
爪先立ちなんです。(笑)
身長は150cmぐらいですかね。
これを、頭から細かく作り込んでいくのですが……

ちょっと長くなったので、続きはページを改めることにします。(続きはこちら


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