2016年4月7日木曜日

Blenderで意外に簡単にフィギュアの原型が作れそうな予感

このツイートを見た時から気になっていたのですが、いろいろ仕事があったり、盆栽をいじくったりしている間に、ほったらかしにしていました。
開発が遅れ遅れになっているらしいMakeHumanのVer.1.2.0でリリース予定になっていた"Feature #66 Anime characters"に、もしかして、何か動きがあったのかもしれません。ただ、この機能についてはもう二年以上前の2014/02/08にチケットが切られたまま、全く動きはありませんでした。2015/04/15に一度だけ、しびれを切らしたユーザーが、"Can't wait!"と書き込んで去って行ったようですが、それでも進捗したようすはありません。
もっとも、MakeHumanの開発体制がどうなっているのかよく理解していないので、Anime characters とは、何のことなのかもよくわからないし、調べようがないのですが、とりあえずMakeHumanとBlenderとアニメ調キャラクターに関係がありそうな雰囲気がするので、ちょっくらコトの次第を確かめに、Manuel Bastioni Labという、どう発音したらいいのかわからないサイトを見に行きました。

どうやら、Manuel Bastioni LabのManuel Bastioniさんは、2000年ごろからMakeHumanの開発にも携わっているのだそうですが、MakeHumanとは別に独自に開発してきた成果をオープンソースのBlenderアドオンとして公開しているそうです。
Manuel Bastioni Labの成果はいずれMakeHumanにマージされるかもしれないけど、簡単ではないというようなことも書いてありました。(こことかここ参照)

と、いうことですので、そのBlenderのアドオンを試してみました。

MakeHumanは独立した一つのアプリケーションで、一旦、Blender用のモデルをエクスポートしてからBlenderでポージングやレンダリングをしていましたが、こちらはBlenderのアドオン。いきなりBlenderのなかでパラメーターを変えながらモデルを作っていきます。

顔や体形は、MakeHumanで遊んだことがあれば、だいたい使い方はわかります。
アニメ調の女性モデルを選んで顔や体形をちょっとだけ調整してみました。
もったいつけてMatcapで表示してみます(笑)

ソリッド表示してみると……
おっと、肝心なところが真っ黒にっ!!
まぁ、いろいろうるさい方々の目に触れても面倒なことにならないよう配慮されているのでしょう。
ただ、これはちょっと乱暴じゃないですかね。ソフトウェアの完成度が高いだけに、隠すなら隠すで、もう少し丁寧に処理していただきたかったように思います。

一応軽くレンダリングしてみるとこんな感じ。
樹脂っぽい質感になってますね。

ボーンが入っているので、ポーズも自由につけることができます。

これ、もしかして、ある程度ポーズをつけてスカルプトモードでいじって、3Dプリンターで出力したらオリジナルフィギュアができるんじゃないか……なんてことを考えてしまいます。

最期におまけで、せっかくポーズを付けたのでレンダリングしてみました。
ああ、レンダリングするんなら、もうちょっと真面目にポーズ作るべきだったか……(笑)

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