2014年6月6日金曜日

【オリジナルフィギュア作成】 MakeHuman で作成した人間モデルを Poser にインポートしてレンダリングしてみた

MakeHuman から、obj形式で出力した人間モデルを とりあえず Poser にインポートして、ボーンを入れる前にレンダリングしてみました。
テクスチャの扱いが違ったりして、思いのほか手間取りましたが、一応、レンダリングして顔がわかる程度にはなりました。

MakeHuman からエクスポートするときに、一緒にUVテクスチャが出力されるので、これを使えば、レンダリングは、まぁそれほど難しくはないだろうとタカをくくっていました。
そしたら、なんということでしょう。目、眉毛、まつ毛は真っ黒。肌や髪の毛も、一応色が乗っているという程度。なにがどうなっているのやら。
一つ一つ見ていくと、目、眉毛、まつ毛はどうも透明の解釈が MakeHuman と、Poser で違っていることが原因のようです。
MakeHuman のほうは、基本的にUVテクスチャにPNG画像を使っていて、PNGの透明色をそのままオブジェクトの透明と解釈して表示しています。これに対して、Poserは、PNGの透明色をオブジェクトが透明であるとは解釈せず、全く反射のない黒と解釈するようです。
したがって、PNGの透明色を使っている目、眉毛、まつ毛が、真っ黒になってしまったのです。
透明部分が黒、残したいところが白になるようにGIMPでテクスチャを加工して透明マップを作り、どうにか形にしました。
髪の毛は、バンプマップが一緒にMakeHumanから出力されていたので、これを適用。さらに、やはりテクスチャに透明部分があったので、そこが黒くなるマップをまたGIMPで作りました。
最後に、肌の色がどうしても思ったようになりませんでした。
元のテクスチャが、少し暗めなので、どうしても浅黒く映ってしまうのです。
テクスチャをGIMPに読み込んで、あれやこれやといじくって、一番マシな感じになったのが、はじめの画像です。

ちなみに、MakeHuman の中のレンダーでレンダリングした結果はこんな感じ。
まぁ、これよりはマシかなと……

ちなみに、形状はまったくいじってませんので、同じ顔、同じ体のはずです。
不思議ですね、レンダーが違うと形状が違って見えます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿(過去7日間)